台湾の首都、台北市から新幹線HSRで2時間ほどでアクセスすることができる台南市は、多くの旧跡が残り、現代的な都市景観と併存していることから、「台湾の京都」と呼ばれることがあります。
また一方で、台南市は台湾の中でも、グルメの町としても知られています。そんな台南市の数ある本場タピオカミルクティー専門店から4つを厳選してご紹介したいと思います。
鮮自然高山茶飲專賣店
まず、初めにご紹介したいタピオカミルクティー専門店は、「鮮自然」というお店です。台南駅のすぐ前にあり、到着してすぐや、出発するときに利用しやすいです。
店内は簡素な感じですが、お茶の良い香りがしてきました。こちらのお店は、インスタ映えはしませんが、お茶の質にかなりこだわりを持っています。
こちらがメニューです。下に日本語表記があり、わかりやすいですね。ライターである私は、タピオカミルクティーを注文しました。50台湾ドル(約180円)です。
こちらのタピオカミルクティーの特徴は、もちろんタピオカは大きくモチモチで美味しいのですが、お茶の香りと味が深くとても美味しいです。
タピオカミルクティーというと、タピオカに意識がいきがちですが、お茶の本場台湾ならではのお茶の美味しさを楽しめるのも嬉しいところですね。
「鮮自然」は台南市を中心に何店舗かあるチェーン店ですので、見かけたら一度試してみることをおすすめします。
木子樑室
続いてご紹介するのは、近年人気上昇中の「木子樑室」というお店で、こちらでは黒糖タピオカミルクティーをいただくことができます。
こちらの店舗は、完全にドリンクスタンド形式で、テイクアウト専門です。日本ではイートインできるお店が多数ありますが、台湾では基本的にテイクアウトです。
お店の前には、マスコットキャラクターであり、ロゴにも使用されている虹色の馬の看板が設置されていました。黒糖タピオカミルクティーを注文しました。
入れ物が細長く、スタイリッシュで可愛いですね。一口飲んでみると、感動の美味しさでした。タピオカはモッチモチで、黒糖の甘みが絶妙にマッチしています。個人的には、ベストオブ台南タピオカでした。
台南を中心に2,3店舗しかなく、これからどんどん拡大していきそうな専門店でした。台南中心部の店舗は、グーグルマップに登録されていなかったので、住所をマークしておきました。
茶湯會(TP TEA)
続いてご紹介するタピオカミルクティー専門店は、「茶湯會(TP TEA)」です。こちらもドリンクスタンド形式のお店です。ちなみにこちらは、日本にも上陸している「春水堂」のテイクアウトに特化したお店です。
メニューはこちら。こちらでもタピオカミルクティーを注文しました。対応してくれたお姉さんはとても笑顔で、英語が流暢で、気持ちの良い接客でした。
パッケージのデザインが台湾感が出ていて、可愛いですね。こちらのタピオカの大きさは、春水堂と同じく、小さいタイプのタピオカでした。
一口飲むと伝わってくる茶の香ばしさ。茶とタピオカの味のバランスが整っていて、こちらもとても美味しかったです。
茶の魔手
最後にご紹介するのは、おそらく台南で最も有名なタピオカミルクティー専門店「茶の魔手」です。店名を日本語訳すると、「お茶のマジックハンド」で、印象的で覚えやすいですね。
こちらの店舗は、言い換えると「台南の50嵐」と言えるかもしれません。50嵐とは、台北を中心に展開しているコスパ重視のタピオカ専門店です。そのため、地元の方にも、ヘビーユーザーが多くいらっしゃいます。
こちらがメニュー表です。漢字ばかりでわかりにくいですが、「珍珠(=タピオカ)」「奶(=ミルク)」と知っていれば、比較的簡単に注文することができます。
パッケージのデザイン性はシンプルですが、大サイズを注文すると、カップの周りが布系で覆われており、水滴がつかないようなカップになっていました。とても機能的です。
こちらのタピオカミルクティーのお味はシンプルに美味しいです。しつこくなく、スッキリとした味わいで、地元の多くの方々に愛される理由もよく理解できます。
台南を中心に、台湾南部でチェーン展開していますので、値段も安いので、見かけたら一度試されることをおすすめします。