こんにちは、ライターのKenyです。
4月、5月は様々な新しいことがあり、様々な場面で自分で選択していかなければなりません。中学校、高等学校の部活動もその1つです。
今回は中学や高校で部活動に入るべきかどうか悩まれている方に、判断のヒントになるような内容をまとめています。
目次
1. なぜ部活動は生まれたのか
2. 海外と比較してみる
3. 同調圧力に負けるな
4. 自分のやりたいことをしよう
1. なぜ部活動は生まれたのか
部活動の起源は明治時代にありますが、それは軍国主義に基づいたものだったので、現在の部活動とは直接繋がりません。
現在の部活動と直接的なつながりがあるのは、戦後の教育改革以降で、部活動は民主主義的な国家と人間を形成するために設けられたものでした。簡単に言い換えると、政府が子どもたちの人格形成を形成するために作られたのが部活動です。
若干話がそれますが、そもそも学校教育自体、国力を強くするための手段と捉える見方もあります。国が積極的に子どもたちを教育し、グローバルな市場で戦える優秀な人材を育て上げるのが、学校教育です。
そう考えてみると、部活動がどういった意味で存在するのか理解しやすいかもしれません。
2. 海外と比較してみる
今回は日本の部活との比較対象として、ヨーロッパの部活動を例に挙げます。
実はヨーロッパでは放課後の部活動というものがありません。放課後はそれぞれプライベートの時間が与えられています。
もし、スポーツがやりたければ、自分で地域のクラブチームに入ります。もしかすると、放課後に学校が部活という場を提供するのは、国として珍しいのかもしれません。
3. 同調圧力に負けるな
実際に学校に入学してみると、学校によっては”部活動入部率90%以上”と謳っていたり、部活動に入ることが”正”という風潮があったりします。
おそらくそれは、部活動の加入率が文部科学省の評価に繋がったり、社会的に評価を得れるからでしょう。
しかし、私たちが考えるべきことは、学校の評価などではありません。自分が何をしたいかをもっと考えるべきです。
ライターの私も中学生の頃、この同調圧力に飲まれてしまい、ラグビー部に所属していました。結果として、所属して後悔はありませんが、視野を広げると他にも選択肢があったかもしれません。
4. 自分のやりたいことをしよう
学校の部活動は多くても十数種類しかありません。もしその中に自分の挑戦してみたい興味のあるものなら所属してみてもいいでしょう。
しかし、なんとなく周りも所属しているし、先生には入れと言われているから、とりあえず何かに所属するというのは避けることをオススメします。
時間は貴重です。部活動はけっこうな時間を取られます。一度立ち止まって、自分が本当は何がしたいのか考えてみるといいかもしれません。周りに合わせる必要は一切ありません。