台湾の首都、台北には桃園空港と松山空港がありますが、PEACHなどのLCCを利用した場合は、桃園空港に到着する場合が多いと思います。
今回は、桃園国際空港から台北市内までの電車での行き方を、税関での待ち時間や、SIMカード購入、日本円の両替などの情報も交えながら、解説していたいと思います。
1台湾ドル=3.6円
桃園国際空港到着
今回、ライターの私は、関西国際空港から桃園国際空港まで、LCCのピーチを利用しました。料金は、税など全て含めて20000円でした。
大阪⇄東京の新幹線の往復よりも安く、飛行機の乗車時間も、3時間弱で行くことができ、時差も1時間しかないので、台湾は小旅行に最適です。
入国審査は時間がかかる
飛行機が台北の桃園国際空港に到着し、入国審査ゲートまで5分ほど歩くと、長い行列ができていました。大概の空港では、入国審査で並びますが、桃園空港も同様でした。
30-40分ほど待つと、自分の番が回ってきました。入国審査では、特に何も聞かれることなく、通過しました。到着後すぐに予定を入れる際は、余裕を持って、計画しておいた方が良さそうですね。
到着ロビーでSIMカードと両替
入国審査を終え、荷物受取所を通過して、到着ロビーに出ました。台北市内に向かう空港MRTに乗るには、出て左に進みますが、私は先に、両替やSIMカードの購入することにしました。
日本円→台湾ドル 両替
頻繁に旅行する方は、ご存知だと思いますが、発展途上国などでは、空港で両替するのは、レートが悪く、損します。しかし、台湾の場合、市内と空港でのレートはほとんど変わらず、多くの方は空港で済まします。
私も、空港で日本円を台湾ドルに両替しました。写真の行列は、両替の列ではなく、ATMの列です。両替は比較的空いているので、待ち時間なしで交換することができます。
空港での両替の注意点は、手数料が50台湾ドル(約180円)かかるので、何度かに分けて両替してしまうと、手数料が何重にもかかるので、注意してください。
現地のSIMカードを購入
日本で使用しているスマホをSIMロック解除しておけば、海外のSIMを入れ替えて、そのまま利用することができます。今回は「中華電信」という台湾の携帯会社で、SIMカードを購入しました。
価格は、5日間で300台湾ドル(約1080円)で、通信回線は4G、通信容量は無制限で、電話も50台湾ドル分することができます。また、テザリング(インターネット共有)も許可されています。
今回、同行者の携帯がSIMロック解除できなかったため(分割で購入の場合、購入から3ヶ月は解除できない)、テザリングを利用して、どちらも使えるようにしました。もちろんPCなどとインターネットを共有することも可能です。
乗車券を購入する
青の看板の「MRT」という方向に従って、歩いていくと、空港MRTの改札にたどり着くことができます。ここではまず、チケットを買います。
料金は片道150台湾ドル(約540円)で、台北駅までの時間は35分ほどで、乗り換えなしで、行くことができます。また、営業時間は、朝の6時過ぎ~23時頃まで、約15分間隔で運行しています。
空港MRTのチケットは、写真のような紫の磁気で改札を通過できるコインのようなものが採用されています。改札の通り方は、入るときは、改札にかざして、出るときは、コインを入れます。
駅のプラットホームの様子です。二重扉になっており、安全対策がしっかりと施されています。また、電車内では、30分間使用することができる無料Wi-Fiが完備されています。
台北駅に到着
台北駅に着きました。空港から市内まで、自力で行くことが難しそうだと、考える方もいらっしゃると思いますが、台北はきちんと整備されているので、比較的簡単です。