2018年12月7日に公開された映画「パッドマン」は、日本ではあまり有名になっていないが、インドではとても影響力のある映画と評されています。
パッドマンはアルナチャラム・ムルガナンダム(Arunachalam Muruganantham)というインドの発明家・社会活動家の人生を描いています。
映画中では、国連本部でのスピーチやインドでの表彰の後、自分の村に戻るシーンで終わりましたが、その後彼はどのような活動を行なっているのでしょうか。
目次
パッドマンの社会的影響力
パッドマンの受賞歴
パッドマンの社会的影響力
アルナチャラム・ムルガナンダムさんは、結果的に2400個のマシンを製造しました。
それらのマシンはインド中、さらにはアメリカを含む17の国と地域に採用されました。
彼はこれらのことから24000人の女性の雇用を生むことができ、1300万人の女性にナプキンを届けることができたと語っています。
7年経った今でも、彼のビジョンは変わらず、彼は世界中のビジネススクールや企業で講演を続けています。
>>パッドマンのTED動画<<
パッドマンの受賞歴
2014年には、タイムズ紙の“世界の最も影響力のある人物100人”に選ばれ、オバマ元大統領やビルゲイツ氏に肩を並べました。
彼はこれまでにさまざまな賞を受賞し、盾やトロフィーをもらっているが、彼はそれらを部屋には飾っていません。
その理由を彼はこう説明しています。
「私は毎日トロフィーを見たくない。これらは確かに達成感を与えてくれる。しかし、私は8歳の娘のようにフレッシュでパワーにみなぎった生活をしたいから」
そんな彼の会社は今でも毎月12個のマシンを作り続けています。利益はあまり出していないのにもかかわらず。