セブンイレブン、ビックエコー、バーミヤン、すき家、くら寿司、などの大手チェーン店のアルバイト従業員が不適切な行為を行っている動画がSNSに投稿し、拡散されたことが話題になっています。
なぜ彼らは、言語道断である行為を堂々をカメラの前で行い、それをSNSにアップロードするのでしょうか。その心理的理由と背景をまとめています。
目次
そもそも不適切行為は以前からあった
承認欲求が過激化させた
元々は友達だけに見られると思っていた
そもそも不適切行為は以前からあった
現在になって、不適切行為が急増してきたと見られがちですが、実際のところは、飲食店の裏側で、アルバイトが空き時間に不適切な行為をしていたり、不衛生な行為をしている人は、ネット時代以前から存在していたはずです。
そのような行為がSNSの発達により、明るみになり、可視化されるようになりました。特に、写真や動画を瞬時に共有できるようになったことが、それを促進しています。
また、ツイッターでは、話題になればなるほど上位に表示されるので、拡散速度は他のSNSに比べると非常に早いです。インスタグラムに投稿されていた動画をツイッターに投稿することで、大きく拡散された例も多いです。
自己承認欲求が過激化させた
人々がSNSを利用する理由は、他者から注目を受けたい、認められたいという、自己承認欲求を満たすためとも言われています。
今回の事件に当てはめて考えてみると、今までも不適切行為が行われていたものの、SNSによる自己承認欲求を求めるようになったため、より注目される過激な動画を撮影するようになったと考えられます。
「いいね」をもらうために行動することは、これからも様々な問題を引き起こす可能性があり、SNSを利用する上で注意すべき点の1つと考えられます。
元々は友達だけに見られると思っていた
動画を投稿した本人は、このようにSNS上で拡散し、話題になり、さらには地上波のニュースにも取り上げられると予想していなかったに違いありません。
また、不適切動画はインスタグラムのストーリーへの投稿も含んでおり、投稿した本人は24時間で消えるだろうと軽い気持ちだったのでしょう。
このようなこともあり、SNSへの投稿は、匿名で、24時間で消え、友達しか見ないだろうと考えながら投稿した結果、本人は1ミリも想定していなかった結果になってしまったと考えられます。