コーヒー文化が日本に浸透してきてから、半世紀以上経ち、喫茶店の時代から、スターバックスの時代、サードウェーブの時代へと多様化してきました。
コーヒー文化が多様化する中で、コーヒーを使ったドリンクの種類も多様化していき、だんだんと複雑になってきました。
今回は、ミルクを使った最もメジャーなコーヒードリンクである、カフェオレとカフェラテの違いを、語源/意味/作り方/カロリーに分けて、解説しています。
目次
1. カフェオレとは
2. カフェラテとは
1. カフェオレとは
語源
カフェオレの語源は、フランス語で、現地語で表記すると「cafe au lait」となります。フランス語で、それぞれcafeはコーヒー、auは&、laitはミルクを意味します。
意味
カフェオレの日本での意味は、「ドリップコーヒー + ミルク」という組み合わせの飲み物を指します。
作り方
ドリップコーヒーとは、中細挽きに挽いたコーヒー豆の上から、熱湯を注いで淹れたコーヒーのことを指し、一般家庭で飲まれているコーヒーはほとんどドリップコーヒーです。
そのドリップコーヒーにミルクを注ぐと、カフェラテになります。
また、日本でコーヒーが飲まれるようになった当初は、ドリップコーヒーだったので、その証拠に、昔ながらの喫茶店では、ドリップコーヒーを提供するのが基本です。
カロリー
カフェオレのカロリーは、サイズやミルクの種類によって異なるのですが、スターバックスのショートサイズ(240ml)を目安にすると、86カロリーです。
2. カフェラテとは
語源
カフェラテの語源は、イタリア語で、現地語で表記すると「cafe latte」となります。イタリア語で、それぞれcafeはコーヒー、latteはミルクを意味します。
意味
カフェラテの日本での意味は、「エスプレッソ + ミルク」という組み合わせの飲み物を指します。
作り方
エスプレッソとは、細かく挽いたコーヒー豆を充填したフィルターに、沸騰水を加圧状態でこすことで抽出されたコーヒーのことを指し、専用のマシンでしか作ることができないため、お店で飲むのが基本です。
そのエスプレッソにミルクを足すと、カフェラテになります。
エスプレッソ系コーヒーが一気に日本に広がった理由は、スターバックスが1990年代に日本に上陸し、スターバックスラテを中心とするエスプレッソドリンクを販売し始めたからです。
最近開かれるコーヒー屋さんのほとんどは、エスプレッソマシンを導入しており、カフェラテなどを飲むことができます。
カロリー
カフェラテのカロリーは、サイズやミルクの種類によって異なるのですが、スターバックスのショートサイズ(240ml)を目安にすると、146カロリーです。ミルクが多い分、カロリーも高くなります。