年末年始の忘年会・新年会や4月の歓迎会、他には友人同士での飲み会に欠かせないのが、それを取り仕切る幹事です。
幹事がいなければ、飲み会は成立しないのですが、このままでは幹事が絶滅してしまいます。なぜなら、幹事は報われないシステムになっているので、引き受ける人が少なくなっているからです。
今回は、幹事がどのようなイライラや苦悩を抱え、損をしているのか、どのような人が幹事を引き受けているのか、まとめています。
目次
・幹事を引き受ける人ってこんな人
1. 特に感謝されない
2. 急な欠席者で何度も電話
3. 選んだお店に対して文句
4. お会計時にどうしても損する
・幹事を引き受ける人ってこんな人
あなたの周りにいる幹事を引き受ける人の特徴ってどんな人なのでしょうか。
気がついたら幹事タイプ
誰かが「飲み会しようよ」と提案した時に、たいていの人は「賛成」としか言いません。
しかし、この幹事タイプの人は「いつにするの?」と話を前に持っていきます。その流れで知らぬ間に幹事をしてしまっているんです。
幹事の方が気が楽タイプ
飲み会することは決まったけど、具体的なことは決まっていない時、誰かが決めてくれなくてイライラするより、自分で舵取ったほうが気が楽という人。
さくさくっとなんでも決めてしまいたい人が幹事を引き受けることが多いんです。
エンターテイナー幹事タイプ
自分がオーガナイズした飲み会で、当日にみんながご飯美味しい!とはこのお店の雰囲気良い!とか楽しませたいという人。
サービス精神旺盛の人も幹事を引き受けることが多いんですね。
幹事には、勝手になってしまっているタイプと自分からなっているタイプがいました。では、実際幹事はどれほど恵まれない環境なのか、見ていきます。
1. 特に感謝されない
大人数になればなるほど大変なのが、幹事の役割です。お店探しに始まり、出欠確認、予約、会費の取りまとめなどしなければなりません。
しかし、幹事をした経験のない人には、特に感謝されません。なぜなら、彼らにとっては、お店を予約してもらうことが当たり前だと思っているからです。
2. 急な欠席者で何度も電話
飲み会でどうしてもあるのがドタキャンです。仕方ないのですが、幹事にとっては、仕事が増えてしまいます。
お店に何度も連絡したり、場合によってはキャンセル料を立て替えしなければなりません。(年に1度しか会わない友達だったら、その立替しているお金を忘れる可能性もあります)
3. 選んだお店に対して文句
人はそれぞれ趣味趣向があります。なので、幹事が選んだお店の雰囲気や立地は全員の意向にはそぐいません。
しかし、自分の意向にそぐわなかったことから、お店に文句をいう人がいます。文句を聞くと、幹事は不快な気持ちになります。
4. お会計時にどうしても損する
飲み会で最も手間がかかることの1つがお会計です。この時も幹事は損をします。LINE PAYなどでは、簡単に割り勘することができますが、全員が導入すること必要なため、現実的ではないです。
割り勘に関して、2パターンあるので、例を分けて見ていきます。
・少し多めにお金を回収する場合
(例:9人 34560円)34560 ÷ 9 = 3840円
「1人4000円お願いします!」
160 × 9 = 1440
幹事がお金を儲けようとしている…と思われる可能性があります。
・少し少なめにお金を回収する場合
(例:9人 36810円)36810 ÷ 9 = 4090円
「1人4000円お願いします!」
90 × 9 = 810円
お店の予約などオーガナイズしたのにも関わらず、810円損してる…
どちらにしても、幹事が損してしまいます。さらに酔っ払っている状態だと、お金を集めるのも大変です。
1人でも多くの人が、幹事の仕事を理解し、感謝するようになれば、幹事も楽しく、オーガナイズすることができるでしょう。