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MR PICKY ROASTERS(台湾・台南) – コーヒースタンドの歩き方

投稿日:2019-05-31 更新日:

台南の伝統とモダンが融合したロースター

台湾といえば、タピオカミルクティー発祥の地で、コーヒーのイメージはあまりないかもしれませんが、台湾にもコーヒー文化があります。

日本との違う点は、台湾は中部に山岳地帯があり、そこにコーヒー農園があるため、自国産のコーヒー豆を生産、消費することができるのです。

そんな台湾の首都、台北から新幹線HSRで2時間のところにある台南のコーヒーロースター&コーヒースタンド「MR PICKY ROASTERS」をご紹介します。

外観はあまりおしゃれとは言えず、少し古い感じがしますが、店内に入って、こちらのお店のルーツを知ると、その理由がわかりました。後ほどご説明します。

店内に入ると、細い廊下にイスがぽつん、ぽつんと何個か置いてあるだけのシンプルな内装でした。実はこちらのショップでは、焙煎をメインに行っているそうで、ドリンクを提供しているのは午前中だけだそうです。

店内には、自家焙煎コーヒーが売られていました。それぞれの豆には、タイトルがつけられており、店主のこだわりを感じることができます。

ドリンクメニューは、上記の通りです。ライターの私は、いつも通り、ホットのフラットホワイトを注文しました。70台湾ドル(約252円)。

上記の写真の大きなエスプレッソマシンで、美しいラテアートのフラットホワイトが提供されました。エスプレッソは中南米産の豆をブレンドして、抽出しているとおっしゃっていました。

味はというと、泡の口当たりが優しく、苦味と酸味のバランスが良く、とても美味しいフラットホワイトでした。

最初の方に触れた、こちらのショップが古い理由は、こちらの建物はもともと古民家だったようで、それを改装して、ロースターとして利用しているようでした。

見上げてみると、屋根の裏なども、古民家の名残が残っており、趣を感じることができます。台南は「台湾の京都」と言われるほど、古い建物が残っているのが魅力の1つです。

そんな台南の伝統とロースターというモダンな要素が組み合わさった「MR PICKY ROASTERS」に機会があれば、ぜひ訪れてみてください。

【店舗情報】

MR PICKY ROASTERS
(ミスターピッキーロースターズ)

営業時間
07:30-12:30(平日)
09:00-15:00(土曜)
定休日(日曜)

住所
No. 31號, Lane 743, Section 1, Ximen Road, West Central District, Tainan City, Taiwan 700


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