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【実体験】LCCノックスクートを利用した感想と評価。そこから分かったメリット・デメリットとは?

投稿日:2019-02-19 更新日:

ノックスクート(NokScoot)は、2014年6月にシンガポールのLCC「スクート」とタイのLCC「ノックエア」が合弁で設立したLCCです。ノックスクートは、タイ王国・バンコクにあるドンムアン空港を拠点に運航しています。

日本の都市で就航している空港は、ドンムアン空港ー成田国際空港(2018年6月〜)、ドンムアン空港ー関西国際空港(2018年10月〜)の2つの路線のみです。

就航してまだ月日がそれほど経っていないこともあり、その評判や評価などがあまりネット上になく、不安な方も多いかと思います。

今回は、ノックスクートのドンムアン空港ー関西国際空港便に実際に乗った経験から、その感想と評価、そしてこの航空会社を利用するメリット・デメリットをまとめました。

目次

1. 実際に乗ってみた(写真有)

2. メリット

3. デメリット




1. 実際に乗ってみた(写真有)

チェックイン(関西空港)

朝8:30出発の便でしたので、朝6:30に関西空港駅に着くようにして、向かいました。

LCCに共通して言えることなのですが、ノックスクートも時間に厳しく、1時間前にチェックインできなければ乗せてくれない場合があるので、早めに空港に到着されることをオススメします。

6:45頃、関西空港3階ののックスクート専用のチェックインロビーに到着すると、タイ人と見られる旅行者が4組ほど並んでいました。5分ほど待つと、チェックインロビーに到達することができました。

受付してくださった方は、おそらくシンガポール出身の方だったと思います。流暢な日本語で対応してくださいましたが、少し淡々としていて冷たい印象を受けました。

今回、私は42Lのバックパック1つ(PC有)の荷物だったので、全ての荷物を預けることなく、機内に持ち込みすることにしました。

ノックスクートは、無料で持ち込める手荷物に制限があり、エコノミークラスの場合は、荷物の三辺の合計が115cm以内・合計7kgまで、ノートPCを持ち込む場合は10kgまでと制限されています。

LCCのノックスクートでは、預け荷物は基本的に有料なので、もし事前に荷物が多いことがわかっている場合は、預け荷物の費用を含んだセット運賃を事前に購入する方が安くなります。

ちなみに、機内持ち込みする荷物は、かなりしっかりと、重さを計られました。重さを検査されない航空会社もありますが、こちらでは計測を徹底しているように見えましたので、重量制限にはご注意ください。




機内の様子

座席の幅は、上の写真のように、ピーチなどの他のLCCと比較すると、広いように感じました。また、ノックスクートは中長距離を飛ぶために機体自体も大きく、横並びに10人が座る座席になっています。

こちらの路線の客層は、エアアジアが就航しているバンコクー大阪便と比較すると、タイ人が比較的多いように思えました。その分、日本人の割合が少なく、それに従って日本人客室乗務員の方も1名だけでした。

機内食

機内食はすべて有料で、水なども支給されません。機内食を利用するには、事前に予約するか、機内で注文するかの方法がありますが、予約でしか食べられないものもあります。

メニューは上の写真のようなもので、150バーツ(約510円)から、ドリンクも70バーツ(約240円)からとなっています。また、機内食の当日購入は現金(日本円・タイバーツ)のみの対応で、おつりはタイバーツで戻ってきます。




2. メリット

圧倒的なコスパ

まず、1つ目に挙げられるメリットは、ノックスクートの航空券代です。今回、1か月前に予約したのですが、往復¥25000以内に収まりました。これは他のLCCと比較してもかなり安いと言えます。

ただ、この価格には、荷物を預けたり、機内食を予約したりは一切していない価格ですので、オプションを追加される場合はもう少し値段が上がるでしょう。

LCCで比較すると座席が広い

上記で述べた通り、他のLCCと比較すると、座席が広いです。

公式サイトから予約しやすい

ノックスクートの公式ホームページは非常に見やすく、料金も明瞭です。予約も簡単にすることができるので、直接予約することをオススメします。

 

3. デメリット

飲食物の持参禁止

ノックスクートでは、ドリンクや機内食の提供はありませんが、個人で持ち込んだモノを飲食することを基本的に禁止しています。原則、機内で購入したもののみ、飲食できることになっています。

機内サービスでの売り上げ増加を目的としていると思いますが、ドリンクの提供なしに、持ち込み禁止は少し酷だと感じました。実際には、持参物を飲んでいる方はいらっしゃいましたが。

スタッフが少し冷たい

日本のおもてなし的な部分はあまり見られず、必要最低限の仕事を淡々とこなしているような印象を受けました。私自身はそれでも良いのですが、少し物足りないと感じる方がいられるかもしれません。


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