ピーチジョンが発売していたラブサプリ(商品名:ラブポーション)の宣伝広告に批判や疑問の声が殺到しました。その理由は、堂々と「こっそり飲ませる」ことを推奨しているからです。
批判の理由としては、ネット上では「勝手に飲まされるのは怖い」「同意もなく飲ませるのはおかしい」「アレルギー持ちは命に関わる問題になりうる」という声が上がっていました。
また、「このサプリはデートレイプドラッグのように使われる恐れはないのか」という鋭い指摘もありました。今回は、デートレイプドラッグの手口と対策をまとめています。
目次
1.デートレイプドラッグとは
2.こっそり飲ませるのは犯罪なのか
3.被害に遭わないための対策
1.デートレイプドラッグとは
デートレイプドラッグという言葉を初めて聞かれた方も多いと思います。まずは、定義を見てみましょう。
デートレイプドラッグは、飲料に混入させ、服用した相手の意識や抵抗力を奪って性的暴行に及ぶ目的で使われる、睡眠薬や抗不安薬である。(Wikipedia より)
知らないうちに薬を服用させられ、意識が戻った時には性的暴行の被害を受けている、想像するだけで恐ろしいです。
もしデートレイプドラッグの被害に受けてしまったら、そのショックで社会復帰できなくなり、人生が狂ってしまう可能性があります。日本では、どのような種類の薬が使われているのでしょうか。
日本で犯行の際主に用いられるのは、代謝速度が速く証拠が残りにくい睡眠導入剤や短時間型の睡眠薬で、警察署に備えられている検査キットに反応しない種類のものだといわれる。(Wikipedia より)
証拠に残らないということは、警察に訴えたとしても、被害を証明することができず、泣き寝入りするしかない可能性が出てきます。
アダルトビデオなどの企画で、睡眠薬を使った作品があるために、遊び半分で行為に及ぶ人もいるみたいですが、絶対にマネをしてはいけせん。(AVはあくまでも企画であり、実際にこっそりと飲ませている訳ではありません。)
2.こっそり飲ませるのは犯罪なのか
こっそり飲ませる
ピーチジョンが発売していたラブサプリを勝手に飲ませることは、犯罪行為に当たるのでしょうか。医薬品であれば、薬事法違反に当たります。
しかし、今回のピーチジョンのサプリメントは医薬品ではないので、これに当たりません。つまり、飲ませるだけであれば、犯罪行為にならない可能性があります。
体に異変が出たら
しかしながら、内服した後、アレルギーなどにより、体に異変が出た場合、傷害罪に当たります。もし死亡しまったとすれば、殺人罪に問われる可能性すらあります。
3. 被害に遭わないための対策
被害に遭わないためには、まず相手の手口を知ることが大切です。どんな手口があるのか、紹介します。
・知らない間に入れられる
自分が1人で飲んでいる時に、トイレなどで席を話した時に、薬を入れられるという手口です。
・二日酔いに効く薬だと言われる
睡眠薬ということを隠し、二日酔いに効く良い薬だと伝え、自ら飲ませる手口です。他には、健康に良い薬だと言い、なんとか飲ませようとする手口もあるそうです。
主にこの2つの手口が多いそうです。この手口を知った上で、女性には以下の対策を取っていただきたいです。
・信頼できる男性以外とは1:1で飲まない
・渡された薬は絶対に飲まない
・席を離れる場合はドリンクを飲み干す
・席に戻った時に、液内をチェックする
他にも取れる対策があると思います。被害に遭ってからでは遅いので、しっかりと対策してください。この記事を読んで、1人でも多くの女性が被害を遭わないことを願います。