コンビニコーヒーは、どこでも手に入る手軽さと、1杯100円から飲むことができる価格の安さによって、サラリーマンを中心とした多くの方に親しまれています。
一方で、嗜好品であるコーヒーが1杯100円で販売されているのは、安すぎる、何か添加物など、体に悪いものが入っているのではないかと、心配される方もいらっしゃると思います。
今回は、コンビニコーヒー・ファミレス・缶コーヒーの食の安全性と危険性、添加物などの注意点などをまとめています。
目次
コンビニコーヒーは安全なのか
シロップとミルクの危険性
ファミレス・缶コーヒーの驚きの事実
コンビニコーヒーは安全なのか
コンビニコーヒーには、食品添加物が含まれているのかいないのかが、食の安全に関するもっとも重要な点であると言えます。食品添加物は、慢性的に人間の体を蝕んでいくからです。
コンビニコーヒーは、専用のバリスタマシンにコーヒー豆を入れて、その場で抽出しているため、食品添加物は含まれていません。
今までのチェーン店での、そのままコーヒーが最初からできていて提供するというわけでなく、1杯ずつしっかりと作っているため、食品添加物は入っていなく、それがブームとなった要因の1つなのです。
しかし、食品添加物が含まれていないコンビニコーヒーでも、食の安全を脅かす危険性は含まれています。
シロップとミルクの危険性
コンビニコーヒーの隣に置いてある、セルフで入れることができるガムシロップと、ミルク(コーヒーフレッシュ)は、健康に関して、重大な危険性が含まれているのです。
ミルク(コーヒーフレッシュ)
コンビニやファミレス・ファーストフード・カフェ・一部のホテルやレストランまで、最近は本物のミルク(生クリーム)では無くコーヒーフレッシュが出てきます。
コーヒーフレッシュの中身はなんと、水と油と“添加物”だけなのです。作り方は簡単で、植物油に水を混ぜ添加物を入れていくとミルク風に仕上がります。
植物油ですから、牛乳や生クリームを使用するよりもはるかに安くでき、利益率をあげることができるのです。入れ放題の理由もわかります。
植物油
水
乳化剤
増粘多糖類
着色料
香料
pH調整剤
ガムシロップ(砂糖)
砂糖の原料は主としてサトウキビ・ビート(大根)から作られています。本来の砂糖は決して白色ではなく、白砂糖は精製過程で様々な薬剤を使用して、精製化し製造されています。
その際、大切なミネラル・ビタミン等を全て失ってしまいます。実際のところ、白砂糖は食品ではなく、自然界には絶対存在しない有害な食品添加物みたいなものなんです。
そして、ガムシロップの成分は、「異性化糖+水」 です。異性化糖はトウモロコシやジャガイモ、サツマイモなどのデンプンを酵素で糖としたもので、「ぶどう糖果糖液糖」や「果糖ぶどう糖液糖」とも表示されます。
ぶどう糖果糖液糖や果糖ぶどう糖液糖の問題点は、もともと自然界には存在しない甘味料であり安全性がはっきりしないことなのです 。
これらのことから、コンビニコーヒーを飲む際、健康に気をつける方は、ブラックコーヒーで飲まれることをおすすめします。
ファミレス・缶コーヒーの驚きの事実
コンビニコーヒーは、添加物がなく、安全ですが、もっとも注意すべきコーヒーは、ファミレスの飲み放題コーヒーと、缶コーヒーです。
ファミレスコーヒー
ファミレスなどで、コーヒーを飲まれたことがあると思います。実はファミレスのコーヒーには、 食品添加物のリン酸塩が増量剤として使用され、失われた風味は香料を添加して、ごまかされています。
このリン酸塩を使うと、コーヒー豆の粉から通常の3倍はとれます。 しかし、何倍も作ることができる代わりに、コーヒー独特の苦味と香りがなくなってしまいます。 そこで、また食品添加物が使われるのです。
コーヒー香料として、酢酸ベンジル ・ジメチルチオエーテル ・B-ナフトールエチルエーテル などの合成香料を使用します。
リン酸塩のとり過ぎには注意が必要で、骨密度の低下、カラダの治癒力や免疫力が低下すると指摘されています 。
缶コーヒー
コーヒーの楽しみ方として、産地や焙煎方法、抽出方法の違いによって、味や風味の違いを楽しむことが挙げられると思います。
しかし、缶コーヒーは、コーヒー豆の味の違いにはこだわりません。より多くの人がおいしいと感じるために、多くの人が飲みやすい味わいに調整されています。
コーヒーの抽出方法にこだわらなくとも、コーヒーの香りの香料を使えば同じ香りになります。砂糖をたくさん入れたほうが、苦みが苦手な人でも飲めます。乳化剤やガゼインNaなどの添加物が含まれています。
本物のミルクなど使わず、乳化剤を使い、水と油でミルク風の液体を使うのは普通のことです。コーヒーは、コーヒー豆から抽出するだけの液体ですから、缶に詰めて販売するにしても保存料を使わなければ腐ります。
このように、ファミレスや缶コーヒーなどでは、安価であり、長時間の保存が効く代わりに、多くの添加物が使用されているのでした。