人々のライフスタイルは時代とともに、そして社会の変化とともに変遷していきます。近年では、個性を認める風習が強くなってきており、多様化も進んでいます。
今回は、多様化したライフスタイルの中から、ライターの私も実践している最強の生き方「ミニマリスト」について、メリットや方法など解説していきます。
目次
0. 動画で見るモーニングルーティン
1. ミニマリストとは
2. 4つの大きなメリット
3. 実際に行動してみる
4. ジョブズも実践していた
0. 動画で見るモーニングルーティン
1. ミニマリストとは
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。
自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。
(コトバンクより引用)
さらに、ここに私の考えを加えると、ミニマリストになるということは、自動車や家などのモノで自分のステータス示すのではなく、自分という“個”をそのまま示すことです。
つまり、モノに固執することなく、自分自身が人生の主役として生きていくことと言えます。
2. 4つの大きなメリット
その1 無駄な出費が減る
ミニマリストは無駄なものは買いません。例えば、服は着回しができるものをできるだけ購入します。だいたい10着くらいの所有が目安と言われています。
そのため、貯金がたまりやすくなり、自分のしたいことや、周りの人を喜ばせるために使えるようになります。
その2 自分の時間が増える
人間は平均して年間150時間もモノを探す時間に時間を費やしていると言われています。一方でミニマリストだと、もともと所有しているものが少ないので、無くして探すという時間が極端に減ります。
また服を例に挙げると、多くの服の中からコーディネートを考えるのではなく、数個の選択肢から選ぶだけなので、毎朝の時間も節約することができます。
その3 行動力が増す
モノがなくなることで、それらについて費やしていた脳のノイズがなくなります。結果的に他のことに集中することができるようになり、新しいことに挑戦してみようと行動力が増します。
その4 自信がつく
無駄な出費が減り、自由な時間が増えて、行動力が増してくると、少しずつ何かを達成できるようになってきます。その達成を繰り返すことにより、だんだんと自分に自信がついてきます。
また、モノで価値を測らなくなるので、本当の価値とは何か、自分とは何かを自然と考えるようになります。自分と向き合った人間は必ず、自分に自信が湧いてきます。
3. 実際に行動してみる
実践1 断捨離してみる
断捨離とは、自分の不要なものを1から捨てていくという手段です。1年間使用しなかったモノは全て捨てるという人もいます。断捨離は、一度テレビで紹介されブームとなりました。
しかし、勘違いしてはいけないのは、断捨離は手段であり、ミニマリストの目的ではないということです。
実践2 リュック1つで旅してみる
旅行の際に、荷物をリュック1つと制限をかけることで、最低限の荷物しか持って行かなくなります。実際に実践するとわかるのですが、意外と必要なモノは少ないです。
私もバックパッカーになってからミニマリストという生き方を実践するようになりました。また、モノに溢れた日本から出て、他の暮らしや文化を知ることで新たな視点を得ることができます。
実践3 不買チャレンジしてみる
断捨離すればいい、という方が多いのですが、さらに重要なことはモノを増やさないことです。モノを買わなければ、モノは増えません。1週間モノは買わない、など期間を決めてチャレンジしてみてください。
4. ジョブズも実践していた
実は早くから自然とミニマリストに近いライフスタイルを送っていた有名人がいます。それはアップル創始者のスティーブ・ジョブズです。
スティーブ・ジョブズが登壇していたアップルの発表会を思い出してください、彼のファッションは毎回ジーンズに黒のタートルネックでしたよね。
彼も毎朝の決断の回数を減らすことによって、自分のやりたいことに最大限に注力できるようにしていたそうです。
以上、ミニマリストについて紹介してきました。私はこの生き方が人生を豊かにする手段の一つだと考えていますので、少しでも興味をお持ちであれば少しずつ実践してみてください。