こんにちは、バリスタのKenyです。
1996年にスターバックスコーヒーが日本に上陸してから、現在では1392店舗までその数を増やしてきました。(2018年時点)日本人のコーヒー文化には欠かせない存在になっていますね。
私はコーヒーを研究し始めてからあまり行かなくなったのですが、先日久しぶりに京都のスタバに訪れました。今回はその時に口にしたラテの味が薄かったことと、なぜ薄いのか元スターバックスコーヒーバリスタに質問したことをお伝えします。
目次
1. 修行後に飲んだスタバの味の感想
2. 元スタバ・バリスタに聞いてみた
1. 修行後に飲んだスタバの味の感想
個人的な話で申し訳ないのですが、私はここ数年間、コーヒースタンドを開くために、世界を飛び回ったり、コーヒーを研究したりしてきました。言ってみれば、コーヒーの修行です。
そのコーヒーの修行を経て、久しぶりにスターバックスに訪れました。京都にある店舗です。今回私が注文したのは「スターバックスラテ・トールサイズ」
ラテ系の最もオーソドックスな商品で、おそらく注文される方も多いかと思います。注文して5分くらい待つと、提供されました。そして、1口飲んでみると…「あれ…なんか薄い…? 牛乳の味がとても強い…」
率直に思った感想がこうでした。うーん、でもまあ、淹れてくれたバリスタが新入りさんっぽかったので分量を間違えたのかな、と思っていました。でもあまりに違和感を感じたので、後日スタバで働いていた友人に尋ねて見ました。
2. 元スタバ・バリスタに聞いてみた
話を尋ねたのは、スターバックスで3年間働いていた友人でした。「この前、スタバのラテを飲んだら、すっごく薄かったんだけど、これってバリスタのせい?」
これに対して友人はこう答えました。「トールサイズ?それだったら、エスプレッソの割合が他のサイズのものより少ないよ」
エスプレッソの割合が少ない!?
自分にとって結構衝撃の事実でした。サイズによって味が違うなんて。スターバックスラテのサイズ別価格とエスプレッソ量を以下にまとめておきました。(税込価格)
ショート
¥356 espresso1杯
トール
¥400 espresso1杯
グランデ
¥443 espresso2杯
ヴェンティ
¥486 espresso3杯
トールだけ特にコーヒーの割合が低いんですね。これで味が薄く感じた理由も納得です。元バリスタ曰く、トールを注文するのであれば、+¥50でエキストラショットをするのがオススメだそうです。
サイズによって味が違う事実には驚きましたが、今までわからなかった味の違いがわかるようになっていたので、個人的には嬉しい出来事でした。