タイ・首都バンコクからバスで3時間30分で行ける人気の観光地ホアヒン。実はまだ日本人にはあまり知られておらず、パタヤなどと比べると穴場スポットです。
ホアヒンは、王室の保養地として古くから発展した優雅な気品漂うリゾート地。街並みは、王族御用達のホアヒン駅を中心に、クライカンウォン宮殿などが点在し、優雅なビーチリゾートと言えます。
しかし、公共交通手段が発達していないのが、ホアヒンのデメリットと言えるでしょう。そのため、市内移動は基本的にタクシー移動かソンテウ移動になります。
今回は、市内移動に安くて便利な後者のソンテウについて詳しく解説していきます。
目次
1. ソンテウとは
2. 乗車方法
3. 乗車料金
4. ホアヒン乗り場・路線ルート
5. 何時まで利用可能?
1. ソンテウとは
ソンテウとは、タイで広く普及している、人を運ぶために小型トラックの荷台を改造した乗り物を指します。
バンコクを除くほとんどの都市とその周辺の農村地帯で運行されています。一般庶民のもっとも日常的な交通手段として使われていて、運賃もかなり安いです。
2. 乗車方法
ソンテウの乗り方は知っていれば、とってもシンプルで簡単です。まず、ソンテウの路線ルート上に行きます。路線ルート上であれば、どこでも良く、特にバス停などはありません。
ソンテウが近づいてきたら、ソンテウに手で合図をして停める。タイでは相手の頭より高く手を挙げるのは無礼な行為であるため、真横に突き出すのが良いとされています。
後ろから乗り込んで、降りるときは天井に設置してある降車ボタンを押せば、運転手の方がすぐに止めてくれます。その後、運転席まで行き、料金を支払って終了です。
3. 乗車料金
料金は1回乗るごとに10バーツ(35円)です。19時以降は15バーツ(52円)になります。
4. ホアヒン乗り場・路線ルート
ホアヒンの市内路線ルートは、情報が少なかったため、ホテルの方に尋ねて、独自にマップを作成しました。
全体図
市内中心部
ホアヒンの路線は赤のラインと青のラインの2路線のみで、赤のラインは空港から市内中心部まで、青のラインは市内中心部からカオタキアップまでを往復して運行しています。
基本的にはまっすぐなラインなのですが、市内中心部のみ、ナイトマーケットの中心を通るように曲がって運行されています。
このライン上であれば、どこでも乗り降りすることができます。
5. 何時まで利用可能?
ソンテウの営業時間は、月曜日から木曜日までが、6:00-21:00です。週末の金土日曜日は6:00-22:00まで営業しています。
ホアヒンは治安が良いと言われている町ですが、油断は禁物です。気をつけて有意義な旅行を楽しんでください。