近年、コーヒーを習慣づけて飲まれる方も多くなっていますが、コーヒー摂取量の適正量はどれくらいなのでしょうか。
エナジードリンクなどと同様に、コーヒーも飲みすぎるとカフェイン中毒になる恐れがあります。今回はカフェイン摂取量の適正量を具体的な数字を並べて、解説します。
目次
1. カフェインとは
2. 摂取適正量
3. ドリップとエスプレッソの違い
1.カフェインとは
カフェインとは、さまざまな食品に含まれる化学物質の1つです。代表的な効果としては
・眠くならなくする
・トイレが近くなる(利尿作用)
・運動の能力をアップさせる
・体脂肪を燃やす
・カルシウムの放出をうながす
以上のような効果があると言われています。
2.摂取適正量
欧州食品安全機関は、成人が摂取しても体に影響がないとみられる1日当たりのカフェインの最大摂取量を設定しています。
成人であれば、1日400mg、コーヒー1杯(150mL)当たりのカフェイン量をおよそ80mgとすると、5杯程度でカフェインの最大摂取量になります 。
3.ドリップとエスプレッソの違い
一般的なドリップコーヒーでは、1杯あたりカフェインの含有量が80mgとお伝えしましたが、エスプレッソワンショットではどうなのでしょうか。
コーヒー1杯に使われるのは、通常であれば、1ショット=30mlです。1ショットに含まれるカフェイン含有量は、40〜70mgです。
つまり、圧倒的にドリップコーヒーよりもエスプレッソ抽出の方がカフェインは少ないんですね。特にカフェインが苦手だと言う方は、エスプレッソ系ドリンクをおすすめします。