宍粟市(しそうし)は、兵庫県の中西部に位置する市で、2005年4月1日に、宍粟郡の4町(山崎町、一宮町、波賀町、千種町)が合併して誕生しました。
今回は、宍粟市のおすすめレストランとカフェ、そして名所である波賀城を紹介します。また、宍粟市は電車が通っておらず、アクセスするには車が必要な地域になります。
目次
1. 宍粟市とは
2. 古民家蕎麦屋さん
3. 田舎の温かさを感じられるカフェ
4. 絶景が見られるお城
1. 宍粟市とは
宍粟市(しそうし)は、先述の通り、兵庫県の中西部に位置する市で、山崎町、一宮町、波賀町、千種町の4町が合併して誕生しました。
面積は県内41自治体中第2位、人口は第25位で、土地が広いわりに人口が少なく、現在も過疎地域が増えています。
宍粟市の大部分は山林地域であり、自らも「しそう森林王国」と謳っています。
2. 古民家蕎麦屋さん
宍粟市は観光地化があまり進んでいないため、飲食店もそれほど多くないです。けれども、その中には山林地域ならではの新鮮な食材を使用したり、その土地に昔からある建物を利用したレストランなどもあります。
そのこだわりを持ったレストランの1つ「手打ちそば処ひむろ」をご紹介します。そのお店は広い道路沿いにあり、突如その姿を現します。黄色の看板が目印です。
駐車場は広いので、満車の心配がないです。下の写真がお店の外観の写真になります。とても天気が良い日でした。
古民家風のお店構えがとても好印象です。
店内はリノベーションされたのか、とても綺麗でした。ログハウス風の店内に囲炉裏のようなものが置いてあり、とても風情がありました。お店の方もとても優しく暖かかったです。
ライターの私は最もオーソドックスなざるそばを注文しました。他にも、とろろそばなど何種類かメニューはありました。
そば粉の味がしっかりとしていて、素材を活かした一皿でした。とっても美味しく、満足度が非常に高いランチになりました。またぜひ近くに行った際は、頂きたいと思います。
3. 田舎の温かさを感じられるカフェ
次に紹介するカフェは、田畑が広がる山々の間にポツンとあります。カフェというより、家に招待されると言った方がいいかもしれません。
定年まで公務員系の仕事をやられていたご主人の夢で、このカフェをオープンさせたそうです。外観はこのような感じで、入り口はおそらく家の玄関と併用だと思います。
店内はこんな感じです。手前の2人は私の友人で、奥の2人がご主人とその奥様です。メニューは、コーヒーか紅茶の二択のみで、どちらも400円です。実際はコーヒーだけでなく、おかずなども付けてくれます。
私が行った時は、生こんにゃくの刺身と黒にんにくでした。都会ではなかなか食べる機会がないものなので、とても貴重な体験でした。
ご主人や奥様は気さくに話してくれました。とっても有意義な時間を過ごせました。地元の人と気楽に喋って見たいという方におすすめのカフェです。
4. 絶景が見られるお城
最後にご紹介するのは、宍粟市で最も観光地っぽいところで、絶景が見られる「波賀城」です。
*2018年夏の大雨の影響で、道路が壊され、工事などにより道路状況が変わりますので、行かれる際は自治体の方にお尋ねすることをおすすめします。
私が訪れた時(2018年12月)は、途中まで車で行くことができ、そこから歩いてお城まで登ることができました。車から降りて少し歩くと、このような光景が待ち受けていました。
水でアスファルトがこのように壊されるんですね。かなり驚きました。歩き進めると、波賀城の入り口まで到着し、そこから歩くと綺麗な道が出てきました。
さらにそこから歩き進めると、ついに頂上までたどり着きました。下の写真が頂上からの景色です。天気が良かったこともあり、とても良い景色で癒されました。合計4kmほど歩きましたが、登って良かったと思えました。
宍粟市に寄られた際はマストゴーの場所ですので、道路状況を確認した上で、訪ねて見てください。