ミャンマーでもっとも都市化されていて「戦いの終わり」という意味を持つ都市ヤンゴンは、2006年に首都がネピドーへ遷都されるまでミャンマーの首都でした。
今回はミャンマーで最も栄えているヤンゴンにある、地元の人で行列ができるほど人気のヌードルショップをご紹介します。こちらのお店はヤンゴンの中でも値段はとてもリーズナブルです。
また、レストランをご紹介する前に、さらっとミャンマーの食文化についてもご紹介したいと思います。
・ミャンマーの食文化
モヒンガー
ミャンマー料理は旧国名からビルマ料理とも呼ばれています。全体的な料理の特徴として、香辛料が他の東南アジアに比べて抑えられており、油を多く使用します。
実際に食べてみた印象で最も強いのは、油っこさだと感じると思います。主食は米ですが、モヒンガーという麺料理も好んで食べられています。
モヒンガーとはナマズなどの魚から出汁を取り、ライスヌードルを入れて食べる料理です。ナマズのクセが強いのが特徴で、あまり類のないスープです。
・999 Shan Noodle Shop
それでは何軒か訪ねたヤンゴンのレストランの中で、最もおすすめのレストラン999 シャンヌードルショップをご紹介したいと思います。
こちらは路線バスのターミナルの近くにあります。住宅街の中にポツンとある感じなので、向かっている時に不安になられるかもしれません。お店の前まで行くと、”999″と大きく書いてあるので、すぐにわかります。
ライターの私が着いた時は満席でした。ただ東南アジア全般に言えることですが、現地人ばかりのローカルレストランは回転率がとても早いので、すぐに入ることができました。
お店の名前がシャンヌードルショップと書いていることもあり、メインメニューはシャンヌードル一択。ちなみにシャンヌードルとは、ミャンマー東部のシャン州の麺料理で、鶏ガラスープに米麺を入れたものです。
私はシャンヌードルと豆腐を揚げたものを注文しました。
シャンヌードルのお味ですが、あっさりしていて美味しかったです。日本人も好きな味だと思います。揚げ豆腐ですが、少し油っこかったです。でも何個か食べていると、とてもくせになりました。
立地も良くアクセスしやすいので、サクッとランチしたい時などに寄ってみてはいかがでしょうか。