マンダレーはミャンマーの中でヤンゴンの次に大きな都市です。イギリスの占領が始まるまで、ビルマに存在した最後の王朝の首都がマンダレーにはおかれていました。
今回はマンダレーにあるミャンマー料理が食べられる、レストランというよりかは屋台に近いローカルなお店をご紹介します。
また、レストランをご紹介する前に、ミャンマーの食文化についてもご紹介したいと思います。
・ミャンマーの食文化
モヒンガー
ミャンマー料理は旧国名からビルマ料理とも呼ばれています。全体的な料理の特徴として、香辛料が他の東南アジアに比べて抑えられており、油を多く使用します。
実際に食べてみた印象で最も強いのは、油っこさだと感じると思います。主食は米ですが、モヒンガーという麺料理も好んで食べられています。
モヒンガーとはナマズなどの魚から出汁を取り、ライスヌードルを入れて食べる料理です。ナマズのクセが強いのが特徴で、あまり類のないスープです。
・Nay Cafe
今回私が紹介するマンダレーで最もおすすめのレストランは、ネイカフェです。上の写真を見るとわかるのですが、店名はカフェですが、コーヒーが飲めるようなカフェではありません。
お店の外に調理場を置いており、それを囲むようにして机や椅子が置いてあります。配膳するのには、効率的です。
スタッフの半分以上が15歳以下の子どもです。彼らは外国人の私たちに対しても言葉がわからないながら、しっかりとメニューを聞いてくれました。
今回はメニューの中で、少し高めのチキンカレーを注文しました。高めと言っても300円には収まっていたと思います。
2,3分で料理が運ばれてきました。煮卵付きで、大きな骨つきチキンが乗っており、とても美味しそうです。
一口いただくと、痺れるほどおいしいカレーでした。旨味と辛味のバランスが絶妙です。ただ、スプーンやお皿はあまりきれいでないので、東南アジアの感覚に慣れていない方や潔癖症の方はあまり好まれないかもしれません。
ライターの私はこういう店が大好きなので、マンダレーに訪れた際は、また行きたいと思っています。