海外旅行に行く際、悩まれることの1つが、自分の荷物を窓口で預けるのか、それともそのまま機内に持ち込むかということです。みなさんはどうされていますか。
預ける方が多いという中で、旅行に慣れた多くのバックパッカーは、荷物を預けずに、全ての荷物を機内持ち込みします。なぜなら、荷物を預けないことに大きなメリットを感じているからです。
今回は荷物を預けない理由を3つと、預けない時のデメリットや注意点などをまとめています。
目次
メリット
1. LCCの場合、料金が安くなる
2. ロストの心配がなく、待ち時間もない
3. 不要なものを持って行かなくなる
デメリット・注意点
1. 液体物など、持ち込めないものがある
2. お土産をたくさん持って帰れない
メリット
1. LCCの場合、料金が安くなる
LCC=格安航空会社の誕生により、学生でも海外旅行のハードルが下がりました。LCCは他の航空会社に比べて、料金が非常に安価ですが、それはサービスの効率化や簡素化が伴っているからです。
そのため、今まで当然のように受けていたサービス、例えば「機内食」や「ドリンクサービス」なども撤廃、有料化されています。その有料化されたサービスの中に、荷物を預ける(受託荷物)サービスも含まれます。
つまり、荷物を預けてしまうと追加料金がかかってしまうのです。せっかくの格安航空会社なのに、追加料金がかかってしまうと、そのメリットを全て享受できないです。そのため、倹約バックパッカーは毎回荷物を機内に持ち込みます。
2. ロストの心配がなく、待ち時間もない
ロスト=到着した空港でカバンが出てこないことは時々耳にします。特に、中国の航空会社などでは、頻繁に発生するそうです。
もし、自分の荷物がロストしてしまったら…せっかく計画を立てて、楽しみにしていた旅行が一気に冷めてしまいます。化粧もできない、着替えもできない状態が少なくとも3日、ひどい場合はずっと続きます。
しかし、荷物を機内持ち込みすれば、ロストの心配一切ないです。さらに、到着地でベルトコンベアーから流れてくる荷物を探す手間も一切ないです。
乗客みんなでベルトコンベアーを囲んで、自分の荷物が通り過ぎないように見る時間って、長く感じますし、ストレスに感じる方も多いと思います。
荷物を預けなかった場合、飛行機の扉が開いてから、空港を出るまで、早くて10分ほどで出ることができるのです。
3. 不要なものを持っていかなくなる
旅行の準備をしている時って、ついつい「もしもの時に」と考えてしまって、なんだかんだ荷物が多くなりがちです。そして、いざ旅行を終えた時、「これ使わなかった〜」ということが多いかと思います。
しかし、空港で荷物を預けないのであれば、そんなことは起こりえません。それは、持っていける荷物の量が限られるからです。これは一見デメリットのように思えますが、荷物が少ないおかげで移動がとても楽になります。
もし、何か持ってきていないもので必要になったとしても、現地で買うことができます。またその方が、現地のことをよく知ることができて、より良い旅行になります。
デメリット・注意点
1. 液体物など、持ち込めないものがある
基本的に容器が100ml以上の液体物は機内持ち込みができません。詳細はご利用される航空会社の規定をご覧ください。
2. お土産をたくさん持って帰れない
持っていくカバンが小さければ、当然持って帰れるお土産も少なくなります。これに対しては、エコバックなどを持参していき、お土産をそこに入れる方法があります。
以上、空港で荷物を預けずに機内持ち込みするメリット・デメリットを紹介してきました。バックパッカーされる方は、機内持ち込みすることを強くお勧めします。